ウェディングブーケへの思い
花にまつわる仕事の中で、とりわけウェディングブーケを作ることには思い入れがあります。
単にお花が好きでときどき部屋に飾る、というだけだった私が、妹の結婚式で生まれて初めて、お花をアレンジしてブーケを作りました。その達成感と、花嫁でもある妹の幸せな表情と、ドレスや個性に合わせるというファッション的楽しさと、その全てが混ざり合い、本格的に「何か、お花で仕事をしたい」と強く思いました。
元々、手先が器用なことと、色合わせや花合わせへの興味とがプラスされ、一日の限られた時間に持つ特別な花束「ウェディングブーケ」が次第に自分自身の花の表現の中心になりました。
ウェディングブーケは、ファッションの一部でもあり、アクセサリーの一部でもあり、ヘアスタイルの一部にもなります。制作には工作的・手法的に多くのバリエーションと工夫が必要なこと、そしてもちろん、素材となる花が最も美しいタイミングに合わせる、または咲かせるという経験も必要になります。ウェディングブーケは間違いなく、多くの要素を持つ「花の芸術品」だと思います。
原点も、今私が人一倍他の誰よりも評価していただけるのも、ウェディングブーケです。
これからも、この天職を大切に、ひとりひとりの花嫁さんの美しさに寄り添う、美しさを引き出す、一生の思い出に残るウェディングブーケを作っていきたいと思います。
ウェディングブーケ・コンシェルジュに、どうぞ、何なりとご相談ください。
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